カメラシステム用語集
監視カメラ

【あ行】

照度変化に合わせてレンズに取り込む光の量を調節する絞りのこと。F値で表し数値が小さいほどレンズの入射光量が多い。明るさが一定の場合には手動絞り(マニュアルアイリス)レンズを使用し、 明るさが時間帯によって変るような場合には自動絞り(オートアイリス)レンズを使用します。

特に暗い場所を監視するカメラです。超高感度式と赤外線照射式があります。少量の光量(星明り等)があれば撮像できる高感度カメラです。

CCD撮像素子の撮像面の大きさを表す。1/3型や1/4型などがあり、モニターに表示される映像の大きさに関係する。

NTSC方式が採用した走査方式。目に対する画面のちらつきを少なくする目的で水平走査線を1本置きに飛び越して走査し、これを2回繰り返すことによって1枚の画面を完成させる走査方式の事。2:1インターレスともいいます。

  S/N比

一定の信号(シグナル-S)に対する雑音(ノイズ-N)の混入率を表す数値。dBで表す。この値が高ければノイズが少ない事を表します。

日本、アメリカ、カナダ、韓国などを中心に広く採用されている世界三大テレビジョン方式のひとつ。日本の監視カメラの主要規格はNTSC方式に統一されています。

自動利得調整のこと。規定を超えた強いレベルの信号が入力してきた時は、ゲイン(感度)を制御して信号の飽和を防ぎ、弱い信号の場合には規定のレベルまで上げて一定のレベルを保つ機能です。

被写体の明るさに従ってレンズの絞り(アイリス)を自動で絞る機能のこと。CCDを使ったカメラではCCDに当たる光量からでなく、映像信号のピークや平均値を使い、 その情報で絞りをコントロールしています。

撮影対象の光の状況を自動的にカメラ内蔵の画像処理プロセッサが自動的に判断し、適正な色状態を再現する機能。

【か行】

カメラ、モニターなどでどの位細かいものまで見ることができるかを表す数値のこと。白黒の細かいパターンを流し、その数が何本見えるかで表す。 本数が多いほど解像度は高くなっています。 水平解像度と垂直解像度がありますが、 水平解像度でカメラ、モニターなどの解像度のレベルを知る目安になります。

画像を形成する最小単位。画像は明暗が細かい色の点(ドット)の配列によって形成されています。監視カメラの場合、CCDの素子の数を表し画素数が多いほど、解像度の高い映像を得ることができます。

  画角

映像をとらえる範囲の角度のこと。レンズの焦点距離と結像する画面の大きさで決まり、監視カメラでは水平・垂直画角があります。広い画角を持つレンズを広角レンズ、狭い画角を持つレンズを望遠レンズといい、 ズームレンズは画角を連続的に変えることができます。

監視カメラのデジタル補正機能の一部です。逆光の状態でも適正露出で撮影できるよう補正する機能です。背景が明るい逆光状態にある被写体では、カメラの露出は明るい方に合って、 肝心の被写体は暗くなってしまいます。監視カメラを設置する際、 逆光状態になる時がある場合には、逆光補正機能を搭載したカメラの使用が必要になります。

レンズの焦点距離が短めのレンズをいう。(⇔ 望遠レンズ)

【さ行】

被写体を撮影するのに必要な最低の照度のこと。ルクス(LUX)で表します。この値が小さいカメラほど感度が高くなり、より暗い状況で見ることができます。一般的にカラーカメラより白黒カメラの方が最低被写体照度は小さくなります。

レンズから入ってきた光を電気信号に変換する電子部品のこと。撮像素子の代表的な種類としては、CCDイメージセンサーやCMOSイメージセンサーなどがあります。

レンズを透過した平行光線が一点に集まるところを焦点といい、 レンズの中心からその焦点までの距離を焦点距離といいます。一般に焦点距離が短いほど像の大きさが小さくなり(広角)、焦点距離が長いほど像の大きさが大きくなります(望遠)。

  CCTV

防災・防犯など、様々な目的で監視をするためのテレビカメラ、 およびカメラで取得した映像の伝送・処理および表示機能を含む監視システムのこと。 (closed Circuit Television)

光を電気信号に変換する撮像素子のひとつで、ビデオカメラ、デジタルカメラなどにも広く使用されている半導体素子のことです。単にCCDとも呼ばれることも多い。

光を電気信号に変換する撮像素子のひとつ。CCDセンサに比べて約1/10の電力で動作し、単一の低電圧で稼動することから、 周辺回路との一体化も可能になる。CCDに比べて感度に劣るという欠点を持っていたが、 最近では改良が進められており、デジタルカメラの新しい撮像素子として、さらなる省電力化、小型化が期待されている。

ディスプレイ上で水平方向に垂直と同じ幅を横にとり、 その範囲内に引いた白黒の垂直の線が何本まで見分けられるかというもの。 つまり、どの程度細かな線が判別できるかを表します。現在のテレビ放送では、この水平解像度が350本、VHSは200本、S-VHSは400本、 高画質といわれるDVDになると500本以上の数値となります。

赤外線投光器を内蔵しているカメラは、赤外線を照射し暗闇でも白黒映像で被写体を見ることが出来ます。
赤外線は不可視光線であり人の目で感じることは出来ない。
赤外線LEDの数が増えれば増えるほど照射量が大きくなりより見易くなります。

【た行】

識別可能な信号の最小値と最大値の比率。信号の再現能力を表す数値。
単位はdB。主に電子機器の性能を比較する際に用いられます。監視カメラにおいては、おもに照度差の幅を補正するデジタル補正機能に使われます。

監視カメラのデジタル補正機能の一部です。照度差の幅を補正する機能です。
ホテルなど屋内から入口方向を監視した場合、焦点を屋外に合わせると屋内は暗く写り、焦点を屋内に合わせると屋外は白くハレーションを起こします。両方の良く映るところを組合せより見やすくする機能です。

日中はカラー映像、夜(暗闇)は白黒映像と自動的に切り替わるカメラです。

電源1体型カメラともいう。CCDカメラに電源を供給することで映像信号を出力出来るカメラの事です。通常は同軸ケーブル1本で電源と映像を配信し、工事が楽な為、業務用で古くから使用されております。
電源重畳型カメラを使用する場合、専用の電源重畳型電源が必要になります。

監視カメラのシャッタ速度は通常1/60秒ですが早い動きでは対応出来ません。電子シャッタ機能を付けることにより、早い動きの被写体でもブレルこと無く美しい画像が得られます。
表記は、1/60秒~1/1,000秒 や 1/60秒~1/10,000秒 などがあります。
50Hz帯で屋内使用の場合、照明環境によりフリッカを生じる場合があります。

使用する各種電気機器の間で動作のタイミングを取ること。内部同期、外部同期、電源同期があります。

内部同期
カメラに内蔵した同期信号発生回路で作った同期信号でタイミングをとる。
外部同期
外部の同期信号発生器を使いカメラ内部の同期信号回路を通して同期をとる。
電源同期
カメラの交流電源(商用電源) の周期を利用して垂直同期をかけます。

【は行】

監視カメラをその使用環境から保護する為のケースです。防滴、防水、耐寒、耐熱使用など、使用環境で選びます。

広角から望遠まで倍率を変えることが出来るレンズのこと。倍率を変更するたびに焦点の調整は必要です。

強い光があたったときに、撮像素子面からの反射光がレンズ面などで反射し、被写体像を白くぼかす現象です。

日本は、家庭用の100Vの周波数が富士川を境に東日本(50Hz用)と西日本(60Hz用)で分かれています。CCDカメラは60Hz用で調整されている為、50Hz帯で使用すると、蛍光灯のある場所では画面にチラツキが出る場合があります。この現象をフリッカーといいます。
インバーターの蛍光灯や電球はフリッカーは発生しません。

IEC(国際電気標準会議)やJIS(日本工業規格)では電気機器内への異物の侵入に対する保護の等級を定めています。

色温度が異なる光源状態でも、白色を正確に白く映し出すように補正する機能です。

【ま行】

レンズ、ボディのネジ山の長さ、種類。CSとCマウントの2種類あり、監視カメラはCSマウントが多いのが現状です。(レンズを交換するとき注意をする)

【や行】

CCDのチップ上の総画素数のうち、実際に映像に拘わる画素数の事。
防犯カメラの有効画素数は現状、25万画素か38万画素の2種類のみです。
国内に基準が無く27万画素や41万画素と総画素数を表記するメーカーもあります。

【ら行】

監視カメラのデジタル補正機能の一部です。映像の輪郭部分を強調し、メリハリをつける画質調整の1つです。