防犯カメラシステム「Q&A」

防犯カメラシステム編

そんなことはありません。防犯カメラ1台でもテレビに直接接続すれば映像を見ることができます。それも「防犯カメラシステム」です。しかし、それだけでは防犯カメラの映像を見るだけになってしまいますので、録画機をつないで使用するのが一般的な使い方になります。

基本的な防犯カメラシステムの例

基本的な防犯カメラシステムの例

防犯カメラシステム設置の最大の目的は、やらせないこと。つまり、高い威嚇効果が期待できることです。泥棒や窃盗団等は、見られていることを一番嫌います。また、事件の早期解決に、コンビニや駅・銀行等に設置されている防犯カメラの録画映像が活躍していることは周知のことと思います。
威嚇効果はもちろんですが画像を確認し、対策を立てたり、心の準備・意識を持つことが重要です。犯罪者は必ず下見をします。【玄関に印を付ける】、【空き缶が置かれる】、【無言電話が掛かる】、【チャイムをいたずらされる】等必ず兆候があります。身の回りで不審なことが続いたら録画映像を再生し、不審者がいないか確認し対策を立てることが重要です。
需要の高まりから、手頃な防犯カメラや録画機が増えています。また、セレンでは、ホームセキュリティや小規模物件向けに特化した製品開発を行っておりますので、予算に合わせたシステムも組みやすくなっております。
現在ご使用中の防犯カメラ、録画機の【メーカー名、型番、設置年月日】を確認のうえ、販売店様にご相談することをお奨めいたします。

防犯カメラ編

大きく分けて、屋内用と屋外用の2種類があります。形状は、お客様の目的に合わせてお選びください。

 防犯カメラのラインナップはこちら
防犯カメラも普通のカメラ同様、撮影距離は無限です。
例えば、使い捨てカメラだからといって、「100m以上は白くなって写りません」なんてことはないですよね。防犯カメラも同様です。
つまり「どのくらい見えますか?」ということは、「人の識別出来る距離はどのくらいですか?」ということだと思います。
セレンの防犯カメラは、人の識別できる距離(人の認識距離)は、機種によって約2~3m、約4~5m、約5~6m、約7~8m、約2~8mです。
交換レンズを使用して、更に遠くまで撮影することのできる防犯カメラもあります。
下の映像イメージを参考にしてください。
※防犯カメラ「SEC-N731」を使用し、距離5mの望遠・広角映像イメージです。
(「写真の枠=テレビ画面の枠」と理解してください)
※見え方は、設置環境や機器によって異なります。

基本的な防犯カメラシステムの例

 詳しくはこちら

お客様の目的や設置環境などにより選ぶ防犯カメラが決まってきます。防犯カメラ早見表を見ていただくと、簡単に目的にあったカメラを選ぶことができます。

 防犯カメラ早見表
昼間はカラー映像、夜は白黒映像で撮影する防犯カメラのことです。セレンの屋外用防犯カメラは、すべて夜や暗闇の映像を撮影することができます。
白黒映像で撮影する赤外線照射タイプ、高感度タイプとLED照射によってカラー映像で撮影する3タイプの防犯カメラがあります。セレンの屋外用防犯カメラは、すべて夜や暗闇の映像を撮影することができるようにしています。

ハードディスクレコーダー編

お手持ちの録画機器でもさしつかえありません。ただし、下記のような問題点がありますので、ご理解のうえご使用ください。防犯として設置される場合は、防犯カメラ専用録画機のご使用をおすすめします。
【問題点】
  1. テレビ画面に「日付」が入らないため、警察に届けても証拠とはなりません。
  2. 長期間録画ができず、テープ等の入替が発生し手間がかかります。
  3. 1台ずつの防犯カメラ映像しか録画できません。
録画スピードにより保存期間が変わります(最大2~3ヶ月間)。
ただし保存期間が長くなればなるほど、再生時、再生画面がコマ送りになり画面が見づらくなります。
お客様の目的の範囲で、極力、録画スピードを多くすることをお奨めいたします。
カタログや取扱説明書などに【録画時間の目安】が記載されております。ちなみにホームセキュリティでは、約3日~1週間での録画設定が多く見受けられます。
1FPS(フレーム)=1秒間に1コマで録画するスピードのことです。30FPS=30コマ/秒です。ちなみに、カラーテレビの映像は、1秒間に約30コマです。
FPS(フレーム)数を減らせば減らすほど、再生時ぎこちない再生映像になります。
DVR-S110の場合
録画荘フレーム数 30FPS15FPS10FPS...
録画時間の目安 3.4日6.7日10.1日...
※【10FPS、10.1日】の意味は、再生時10(コマ)/秒で約10日間録画のことです。
初期設定(工場出荷値)は、自動的に【上書き設定】になっております。
(保存期間を超えた場合、古いものから順次上書きされていきます。設定の保存期間内でフルにHDDを使います。)
※セレン製品の場合
DVR(録画機)は、長期間録画(保存)をするために映像の画質を圧縮して録画しています。
そのため、一般的に再生画像はライブ画面に比べ画質が落ちてしまいます。
1ヶ月の電気代は、消費電力20Wの機器機(DVR-S110)の場合で約258円。消費電力3Wの防犯カメラ(SEC-G730)の場合、約39円です。※セレン調べ
DVR(録画機)の価格は、機能の数や接続できる防犯カメラの台数などによって大きく変わってきます。セレンの録画機は、ホームセキュリティ・小規模物件用に必要な機能を絞り込み、設置できる防犯カメラの台数を4台とすることで製品価格を抑えています。
「同時録画再生機能」は、設定中や再生中でもカメラ映像を録画することのできる機能です。
セレンでは、ネットワーク対応機種の「DVR-S210」をご用意しています。インターネット回線を使用して、離れた場所から映像の確認をすることができます。
防犯カメラシステムのDVR(録画機)は、単に録画再生するタイプと、遠隔からも見ることが出きるタイプの2種類があります。